その後、交通量の増加により国道254号線の拡幅があり、それと同時に土地を県に提供した関係で平成元年にスクラップ&ビルドで新たにSS(サービスステーションの略=ガソリンスタンド)を建設したのだが、さらに数年して複雑な交差点と中央分離帯が造られたことでスタンドへの出入りは下り線からの一方通行しかできなくなった。
平成元年の再出発から19年目を迎えることとなるこの2月末日を以ってこの店をご利用して頂いている多くの顧客の皆様には大変申し訳ない気持ちで一杯であるが、このSSを閉鎖する決断をした。
今、SS業界はことのほか競争が激しく、多くのSSが廃業に追い込まれているのが現状であるが、これはどの業種でも同じで競争に勝ち生き延びるためには時流に乗り遅れないことが大事であり、この“時流バス”に乗り遅れるとアッという間に取り残されて負けてしまうと思う。
石油元売り会社が子会社を作り代理店や特約店の商圏にお構いなしに直営SSを建設し、仁義なき販売攻勢をかけるという昔では考えられないような事態が当たり前のように起きている。何故か?これは外資によるドライな経営手法が日本を席巻し、その手法をごく当然の如く受け入れようとする商道徳もろくに知りもしない有名大学卒のただパソコン操作に強いだけと言う“30歳そこそこの若僧”が支店長に就くという風潮がもてはやされてから特に酷くなったと私は感じている。これは石油業界だけに限ったことではなく日本全体がそうである。政治家、官僚、経済界に於いても“威勢のいい若さが売りの経験知らず”が生意気面をして闊歩するような世界が出現してから世の中が殺伐として来たように感じてならないのだが如何なものであろうか?ちゃんと人生経験を積んでから人の上に立つのでないと世の中はおかしくなるのである。敢えて言うが、団塊世代の入口にいる世代だから愚痴をこぼしている訳ではない。
興奮の余り余談が過ぎたが、そんなことで時流に乗るために42年間お世話になったSSを廃業して新しい時代に対応せざるを得なくなった。そして、隣の嵐山町に手洗い方式のドライブスルーと高級コーティングの洗車専門店『快洗隊』と日本を代表する民族系元売の新日本石油=ENEOSマークのセルフSSとのコラボレーションと言う新しい業態でこの厳しいSS業界に打って出ることになった。
このプロジェクトは国内シェアNO.1で民族系の新日本石油と“日本に新しい洗車文化を!”をスローガンに日本全国から海外にまで事業展開している『快洗隊』のアイ・タック技研の両社から初めての試みということで熱い視線が投げかけられている。
東松山から嵐山までお客様がわざわざ来て、喜んで満足して頂けるようなサービスをすることが求められている重要課題である。
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