2007年(亥年)の幕開け

2007. 1. 7




 平成19年という新年が廻ってきた。と同時に色々あった平成18年は過去のものとなり、あっという間に忘れ去られてしまうのか?ほんとに目まぐるしく時間が過ぎていくので、もう少し時の流れをゆっくりと回してもらい、思い出や風情とかに浸っていたいと思うのは甘い考えなのだろうか?

子供の頃はもっと時間の流れが悠長で人間らしい生活をしていたとつくづく思うのである。

 自分も既に56年の人生を過ごしてしまいこれからどんどんゴールが近づくと思うと厭なものであるが、今年は正に団塊の世代が一斉に退職で人生の表舞台を去るという問題の2007年である。
しかし寿命が延びているのでこれからの社会は65歳定年制が早くも現実味を帯びているので、この問題もマスコミが煽り立てるわりにはそれほどの問題も無さそうな気がするが・・・?
逆に団塊世代が新たなる消費を作り出すので世の中の活性化になるとも言われている。人数が多く激しい競争社会で揉まれ身を粉にして働いてきたこの世代の人達は、今後は自分の時間をゆっくりと好きなように使う余生を送ると予測され、このことが又この人達が過ごした子供の頃のようなゆったりとした日本を再生してくれればいいなと思う。是非そう願いたいものである・・・。

 こんな気持ちでいるせいか新年早々に国立能楽堂で能と狂言の鑑賞会があるというので喜んで行って見た。能は初めてなのでさぞかし日本人として心を新たに畏まって鑑賞しようとしたのだが、あまりにも時間が長く変化が無さ過ぎる舞台なものだから、居眠りが出てしまい、最初の意気込みであった今年の行く末を能を見ながらじっくりと考えようと思っていたのだが心地良い睡魔に襲われてしまい、終わってみれば気持ち良くただ寝ていただけだったようで大変お粗末な結果となってしまった。
恥ずかしい限りであるが、能楽堂に足を運び、日本独特の文化に直に触れて、ゆったりとした時間を過ごしたことは猪突猛進の今年にはとても良かったと思っている。

 亥年はいつも変化のある動乱の年になると言われているが、果たして今年の亥年は一年後にどのような評価がなされるのか楽しみでもある。
個人的には変革があってやり甲斐があったと振り返れる一年にしたいと思う。既に動き始めているプロジェクトが幾つかあるが、正に猪突猛進の勢いでかかりながらも能に見る静かなゆったりとした時間と余裕を持ち合わせながら進まなければならないと心新たにしている新春である。

 
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